日本維新の会副代表で大阪府知事の吉村洋文氏(47)が1日、参院選東京選挙区(改選6)から立候補した海老沢由紀氏の応援のため上京し、都内2か所で応援演説会を開いた。

 猛暑日の中、現場には吉村氏の「追っかけ女性隊」が登場した。女性たちは吉村氏の演説前に最前列で待機。吉村氏が登場し選挙カーの上でマイクを握ると、歓声を上げてスマホを向け動画撮影をスタートさせた。

「今の国会議員は腹くくった政治をやってくれていますか。日本維新は政治家のおかしなところをただし、改革をやって借金を減らして財源を増やし、次の世代に投資をする、これを徹底的にやってきたんです」と訴えた吉村氏の演説に女性追っかけ隊は、真剣なまなざしを向け続けた。

 一方、海老沢氏は同選挙区で自民党の朝日健太郎氏、元「おニャン子クラブ」で女優の生稲晃子氏、立憲民主党の蓮舫氏らに大きくリードを許した格好だが、最後の議席獲得に向けて必死の選挙戦を展開している。

 追っかけ女性隊は、吉村氏の「海老沢さんは7番手にいます。ぜひ、もう一つ押し上げてもらいたいです。自民党、公明党、いろんな強い政党がありますが、一つぐらい東京選挙区に置いて改革政党の議員が、国会に行くことが必要だと思っています」と支持の訴えにも耳を傾け、拍手を送っていた。

 演説が終了後は、吉村氏のもとに駆け寄り、グータッチをしてもらい大喜びの追っかけ女性隊。吉村氏は笑顔で応えていたが、選挙戦にプラスとして働くか注目だ。