ネッシーに親戚がいた!〝湖から海に移住〟専門家が認定したUMAモーゴウル

2022年01月14日 11時30分

20年前に撮影された“海版ネッシー”モーゴウル(インターネットから)
20年前に撮影された“海版ネッシー”モーゴウル(インターネットから)

 UMA(未確認生物)の代表格であるネス湖の「ネッシー」には、近縁種もしくは同一種が海にいるようだ。英国のコーンワル州ファルマス湾で目撃されている「モーゴウル」は、1800年代後半から目撃事例がある。これまで湖のネッシーと海のモーゴウルは別々のUMAだと思われていたが、オカルト評論家の山口敏太郎氏が徹底分析し、両者が“親戚”に間違いないとの仰天見解を示した。

 モーゴウルの最も有名な目撃事例は1975年9月、ファルマス湾のペンデニス岬で、スコット夫人らが散歩中に遭遇したものだ。

 夫人によると「毛がびっしりと生えた長い鎌首で、頭部には切り株のようなツノ。暗灰色の体長約6~15メートルの怪物が出現した。怪物は水中に潜り、アナゴのような獲物をくわえて浮上し、再び水中に没した」という。

 その後、85年まで同様の目撃例がちらほらあったが、近年はまったく出現しなくなった。

 そんなモーゴウルについて、英国人ジョン・ホームズ氏が先日、99年にコーンワルのローズランド半島沖にあるゲランス・ベイで撮影した映像を公開した。映像には長さ約2メートルの生物の頭部が、水面から出ている様子がとらえられていた。20年以上前のビデオのため鮮明ではないが、ネッシーの頭部と首を思わせる。

 ホームズ氏は自然史博物館に20年近く勤務した上級科学者であり、「この映像を公開するとバカにされるのではないか」と恐れて、ずっと隠していたという。
「巨大ではなかったが、海鳥とは思えないほどの大きさだった。私の持論では、あれは生きた化石だと思う。海にはプレシオサウルス(首長竜)の群れが生き残っていると思うんだ」とホームズ氏は語る。

 果たしてそのような巨大モンスターが、人知れず存在し続けることは可能なのか。

 まず、ネッシーについてオカルト評論家の山口敏太郎氏はこう話す。

「イギリスのUMAといえばネッシーが代表的な存在ですが、ネス湖にはエサとなる魚が少なく、太古から連綿と繁殖して種を残していくのには、狭すぎるのです。少なくとも200頭はいないと遺伝子が劣化してしまいます。そう考えるとネス湖だけでネッシーが繁殖しているとは思えません」

 そのうえで、今回の映像について山口氏は「私は湖、川、海といったイギリスの水域が地下水路でつながっていると考えています。そうなるとネス湖以外の周辺の湖や川、海に出没している水生UMAは全て同一種あるいは変異種ということになります。このモーゴウルはその有力な候補です。今回、目撃事例が出てきたことでネッシーの総括的研究が進むものと思われます」と指摘する。

 つまり、モーゴウルはネッシーと同一種。もしくはエサを求めて海で生きられるよう進化した変異種、つまり親戚というわけだ。

 かねて山口氏は「米UMA研究家ケン・ゲルハルト氏が唱えた『ネッシー=古代クジラ』説はなかなか有力です。他のUMAであればカナダのオゴポゴが、これまた古代クジラの生き残りではないかといわれています。哺乳類の古代クジラであれば、体温の調整も容易であり、現在でも深海で生き残っている可能性が高いです」と分析していただけに、海にいてもおかしくない。

 近年、ネッシー研究において最大のトピックはネス湖の“環境DNA”調査だった。2019年、ニュージーランドのオタゴ大学のニール・ゲメル教授ら国際研究チームが、ネス湖の250か所から採取した水に溶け込んだ皮膚、糞、血などの環境DNAを調査。3000種類の生物がいることを突き止めた。しかし、ゲメル教授は「プレシオサウルスなどに関連する海洋爬虫類のDNAは見つかりませんでした。ウナギのDNAが非常に豊富にあり、ネス湖の怪物は巨大ウナギなのかもしれません」とUMAマニアの夢を壊すショッキングな発表を行った。

 他の環境DNA調査では10~300年前の堆積物から環境DNAを抽出することに成功している。また、深海や洞窟など閉鎖的な場所では10万年前の環境DNAまで抽出できたという。

 しかし、ネッシーがずっと前にネス湖を抜け出し、地下水路から海に進出していたとすれば…。興味は尽きない。

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