コロナ急拡大! それでもGoToトラベル延長へ ネットでは批判も

2020年11月14日 06時15分

各地で人手が激増している

 国内で13日、新たに1699人の新型コロナウイルスの感染者が確認され、12日の1660人を上回り、過去最多を更新した。各地で増加に歯止めがかからない状況が続いている。

 専門家は今後さらなる感染の拡大が予想されると指摘、一層の警戒が必要となりそうだ。

 都道府県別では、大阪で1日当たり最多の263人、長野でも最多となる23人が報告された。東京は374人で3日連続の300人超え、北海道も2日連続の200人超の235人となった。

 12日には北海道医師会と札幌市医師会が「この状況が1週間続くと医療崩壊につながる」と警鐘を鳴らした。まさに感染の再拡大が止まらない状況だ。

 そんな中、この日の会見で赤羽一嘉国交相が「GoToトラベル」キャンペーンについて「地方の経済の状況を見ますと、延長したいというふうに思っています」と発言。現在の感染拡大状況を見れば、国民の理解を得るのは簡単ではないが、さらなる感染拡大の懸念については「国民はそうしたことを賢明に判断しながら利用していると思う」と話して、GoToトラベルの利用は国民一人ひとりの責任とでも言わんばかりの態度を示したのだ。

 これにはネット上で「打ち切りか蔓延地域を除外するかの深刻な状況で、延長したいとはあまりにも無神経すぎる」など批判の声が噴出。前新潟県知事の米山隆一氏も「私ならGoToではなく、接触アプリ(COCOA)インストール者に『1年有効PCR無料券4枚』とかを配ります」と私見を披露して批判的だ。
 とはいえ〝コロナ不況〟は深刻で、GoToトラベルに救われている中小規模の事業者が多いのも事実。GoToトラベルの延長か、はたまた一時休止か、それとも…。政府は難しい判断を迫られている。

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