“伝統”旧・統一教会の合同結婚式 今ではマッチングアプリでペア決め

2020年02月08日 16時00分

 世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)の合同結婚式のお相手は“マッチングサイト”で決めていた。

 合同結婚式といえば、歌手の桜田淳子(61)が1992年に参加して、大騒ぎになったことが有名。現在は名称を「祝福式」に変えているが、基本的なコンセプトは変わらない。全世界から集まった男女が宗教や思想、国境の壁を越えて家庭を築くため、合同で結婚を行おうというものだ。

 7日、韓国・京畿道にある清心平和ワールドセンターで行われた今年の合同結婚式も盛大に開催された。関係者によると「韓国や日本をはじめ、米国、中南米、東南アジアなど64か国から未婚青年カップル6000組が参加しました。日本からは2000人の参加でした」と言う。

 新郎新婦だけではなく、その関係者など約3万人が参列。4台の大型ビジョンを設置し、CGを駆使した映像やエンターテインメント性あふれる歌や踊りで、華やかムードを演出した。だが、最も驚かされたのは、男女のペアを決めるのにマッチングサイトを利用していることだった。

「かつては、創設者の文鮮明氏が選んでいたが、2012年に他界したことで、このシステムが導入された。親や本人が身長、体重、学歴、職歴、趣味、年収などをサイトに登録し、それにマッチした相手が仲介人を介して選ばれます。写真はバストアップと全身の2枚。この“書類審査”が通れば、今度はスカイプで当人同士が会話を交わすのです」(同関係者)

 それをクリアすれば、実際に会い、1年間ほどの交際期間を経てゴールインとなる。もちろん、“チェンジ”することも可能。ここまでくると婚活サイトに近い!?

 IT関係者は「そのうちAIが決めるようになるかもしれません。テクノロジーの進化は、宗教のあり方まで変える可能性がある。桜田淳子のときからは隔世の感です」と話している。