
イングランド・プレミアリーグのチェルシーでエースストライカーとして活躍した元コートジボワール代表のディディエ・ドログバ氏(44)が、クラブのオーナーを務めていたロマン・アブラモビッチ氏への制裁に猛反発した。
アブラモビッチ氏はロシアのウラジーミル・プーチン大統領と盟友関係にあり、英国政府が資産を凍結するなどの制裁を行っている。
制裁措置により、チェルシーは選手の新規獲得に向けた交渉や、現在所属する選手との契約延長などの交渉が停止されており、複数のスポンサーが契約を停止するなどクラブ運営に大きな影響が出ている。
そうした状況を受け、レジェンドのドログバ氏が怒りの声を上げた。
米放送局「CNN」に「アブラモビッチに制裁を加えたいということなのだろう。だがそれは、英国や欧州の人々やスタッフなどを傷つけているんじゃないか? 何年も何年もクラブを見守り、クラブに命を与えてきたファンにも制裁を加えることになる。(アブラモビッチ氏がオーナーを務めた)この15年間はとても成功した。誰もそれを奪うことはできない」と制裁に強く反発した。
プーチン大統領の盟友への制裁を巡って、サッカー界では賛否両論渦巻いているようだ。
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