フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマール(30)が、今夏にイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドに電撃移籍する可能性が出てきた。

 ネイマールは今季開幕前にPSGと2025年夏まで契約延長したが、その一方で古巣のバルセロナなどビッグクラブからのオファー次第では移籍を検討していると取りざたされている。

 そうした中、スペインメディア「トードフィチャージェス」は「ネイマールは昨年5月の契約延長を後悔している。彼は昨年夏にバルセロナに戻ることはできなかったが、今新しい〝脱出ルート〟が出てきた。それは、FWエディンソン・カバーニやFWクリスチアーノ・ロナウドを失うことになるマンチェスターUだ。パリのクラブのストライカーの契約を引き継ぐ可能性がある」と報じた。

 マンチェスターUは今季途中に就任したラングニック監督が今後編成トップとしてらつ腕を振るうことになり、今夏に大幅な選手の入れ替えを計画している。その中でネイマールに白羽の矢が立ったようだ。

 ただ、PSG側も簡単に手放すつもりはない。商談には応じる姿勢を見せているがレンタル移籍を検討。そして「9000万ユーロ(約117億円)から1億ユーロ(約130億円)の間で貸し出す可能性がある」と異例の超高額のレンタル料による期限付き移籍が浮上しているのだ。

「ユナイテッドは興味を持っており、それは次の移籍市場で大きな〝爆弾〟になる可能性がある」と同メディア。ブラジルのスーパースターが世界屈指の名門に加入してプレミアリーグ初見参となれば話題性は超ド級。ネイマールの動向から目が離せなくなってきた。