ポルトガルのチームでオミクロン株のクラスター発生…欧州サッカー界は「感染爆発」を懸念

2021年11月29日 21時46分

ベレネンセスVSベンフィカは強行されたが後半途中で打ち切りになった(ロイター)
ベレネンセスVSベンフィカは強行されたが後半途中で打ち切りになった(ロイター)

 ポルトガル1部ベレネンセスで新型コロナウイルスの新たな変異株として脅威が高まっているオミクロン株のクラスターが発生し、大きな波紋を呼んでいる。

 ポルトガル保健当局は29日に、ベレネンセスの選手やスタッフなど13人がオミクロン株に感染したことが判明したと発表した。選手1人が南アフリカから戻った後に、チーム内で広まったとみられている。

 さらにベレネンセスでのクラスター発生が欧州サッカー界に拡大しそうだ。アイルランド紙「アイリッシュエグザミナー」などは、ベレネンセスが27日に感染者が出ていたにも関わらずリーグ戦のベンフィカ戦を強行したことを問題視。その時点で感染が疑われていた選手を欠いて9人で試合をスタートさせたが結局後半途中で打ち切りになった。

 オミクロン株の相手チームへの感染も懸念されることで非難の的になっており、同紙によるとイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーのポルトガル人MFベルナルド・シルバが「これはどういうことなんだ? 試合が延期されなかった理由を理解していないのは私だけなのか?」とベレネンセスの対応に不信感をあらわにするなどサッカー界で批判の声が高まっている。

 欧州サッカー界でオミクロン株の感染爆発がいよいよ現実味を帯びてきており、日本代表の欧州組への影響も不安が高まりそうだ。

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