日本代表MF南野拓実(26=サウサンプトン)が酷評された。2試合ぶりに先発したイングランド・プレミアリーグ14日のブライトン戦ではチャンスをつくれないまま、後半20分に交代。2月20日のチェルシー戦でゴールを決めて以降、精彩を欠いている。

 英メディア「90MIN」は、スタメン出場が1試合置きになっている南野の評価点を10点満点の「5」とし「サウサンプトンでキャリアがスタートした後、彼の影響力は衰え始めた」と指摘。デビュー戦でゴールを決めるなど、大きな期待を集めたものの、現在のパフォーマンスは物足りないというわけだ。

 また、サウサンプトンの地元紙「デーリー・エコー」は、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督(53)が南野らチームの評価について「正直言って良くない。今日、特に後半に見せたものは非常に残念だった」とし「私たちが再び主導権を握れなかった。結局、私たちは1つか2つの良いチャンスしかなかった。正直に言うと十分ではなかったので、今日は何かを手に入れるような収穫はなかった」と猛省した。

 2月のサウサンプトン加入後、2ゴールをマークし、存在感を放ったものの、これで約1か月も無得点。チームも1勝4敗と不振が続き、勝ち点33の14位に低迷している中、来季のリバプール復帰に向けて再起できるだろうか。