日本代表DF長友佑都(35=FC東京)が、6月の強豪4連戦に向けて自信をみなぎらせた。

 森保ジャパンは6月にパラグアイ戦(2日、札幌)、ブラジル戦(6日、国立)、ガーナ戦(10日、ノエスタ)、チリまたはチュニジア戦(14日、吹田)と強豪相手の4連戦に臨む。

 31日に取材に応じた長友は、世界の強豪相手には自らのパフォーマンスが最大限に生きると力説。「相手が強くなれば強くなるほど自分の力を発揮できる。いい守備から攻撃につなげられるという意味では(自分の)強みを発揮できやすい状況でもある。1対1など基本的なことはやりながら、カウンターでは勢いよく出て行ければ。その意識は常に持ちながら戦いたい」と力強く語った。

 今回のメンバーには、長友と同じ左サイドバックもできるDF伊藤洋輝(シュツットガルト)が初招集。「ライバルは常にいるし、ライバルがいるからこそ刺激をもらえる。覚悟は変わらない。W杯に対しては誰よりも強い覚悟があると思っている」と競争を〝歓迎〟した。

 その上で自身の強みを改めてアピールし「守備の強度。今回は強豪チームと対戦する。世界的プレーヤーとの1対1だったり、そういう守備の部分でしっかり見せたい」と〝世界の長友〟として存在感を見せるつもりだ。

 一部でパフォーマンスの低下を指摘する声もあるが、批判を払拭する活躍を見せることができるか。