日本サッカー協会は14日に技術委員会を開催し、オンラインで取材に応じた反町康治技術委員長はMF久保建英(20=マジョルカ)とMF堂安律(23=PSVアイントホーフェン)の負傷の状況について説明した。

 久保に関してはマジョルカのルイス・ガルシア監督が当初想定された1か月強の離脱期間より復帰が遅れる見通しを示し、堂安も現地メディアで全治まで1か月を要すると報じられた。

 見込み通りならば2人とも11月の最終予選の招集は厳しくなるが、反町委員長は現状を説明。「現段階での報告は受けているが(復帰の見通しは)分からない。状態をしっかり確認したうえで100%やれる状況じゃなければ招集は難しい。彼らは我々にとって大きな戦力でもあるので、経過をしっかりと把握しながらやる。早く回復してくれることを期待している」と語った。

 回復してもクラブで実戦に出場して万全の状態でなければ招集しない方針で、今後の回復状況に注目が集まる。

 11月の試練のアウェー2連戦は、再び東京五輪のエースコンビを欠くことも覚悟する必要がありそうだ。