ビーチサッカーのW杯ロシア大会決勝が29日(日本時間30日)、モスクワで行われ、日本はロシアサッカー連盟として出場しているロシアに2―5で敗れ、悲願の初優勝はならなかった。

 準決勝でセネガルを下し、初めて決勝の舞台に立った日本。相手は1次リーグで1―7と大敗したロシア。リベンジを狙うが第1ピリオドに先制を許し、追いかける展開に。第2ピリオドには赤熊卓弥(ラソアペーゴ北九州)の2得点で反撃したが、4大会ぶり3度目の優勝を狙うロシアに2―4とリードを広げられ、第3ピリオドにも追加点を決められた。

 敗れはしたが、準優勝は2005年と前回19年大会のベスト4を上回る最高成績。日本が世界へ確かな存在感を示した。