サッカー日本代表と東京五輪代表を兼務する森保一監督(52)が25日にオンラインで取材に応じ、代表活動の再開が予定される10、11月に〝Jリーグ選抜〟と強化試合を組む可能性を明かした。

 もともと予定されていたカタールW杯アジア2次予選は来年への延期が決まったが、国際Aマッチデー期間は有効で代表活動はできる見通し。そこで森保監督は「国内外問わず試合をしたいと思っている。活動はできる可能性が残っている。フレンドリーマッチをどこでもいいのでさせていただきたい。具体的なことは決まっていないが、いろんな選択肢を持って活動をできるように考えている」と合宿の場所や強化を図る親善試合の相手を幅広く検討中だ。

 その中で浮上してきたのがJリーグ選抜との対戦プラン。「Jクラブは一つのクラブとは難しいかもしれないけど、いろんな(選手を集めて)選抜であったり、そういう形は選択肢としては考えている」と明言。新型コロナウイルスの感染拡大の状況によっては移動を最小限にとどめる必要があり、場所も相手も国内となるプランは候補の一つとなりそうだ。

 森保ジャパンができる限りの手を尽くして強化を目指す。