【児島ボート・ボートレースダービー】「歴史」と「名勝負」を紹介

2019年10月20日 09時40分

歴史に残る激闘を制した丸岡(左)はプレゼンターの和田アキ子から祝福された

【ボートレース児島・SG第66回ボートレースダービー:カウントダウンコラム「虎視眈々」(3)】開幕が22日に迫ったボートレース児島のSG「第66回ダービー」――。恒例のカウンダウン連載第3弾では最も伝統と権威があるSG競走と称される当大会の「歴史」と「名勝負」を紹介する。

【歴史】グレード制やSGが制定される前から続く大会でボートレースで最も古い伝統を持つ。第1回大会は1953年11月7~10日にボートレース若松で開催された。優勝者は友永慶近。優勝選手には優勝旗とダービージャケットが贈られる。

 正式名称は第1回大会から「運輸大臣旗争奪 全日本モーターボート選手権競走」だったが、98年の第45回大会(福岡)からは「全日本選手権競走」となった。2014年の第61回大会(とこなめ)から「ボートレースダービー」の通称が使用されている。また01年の第48回大会(とこなめ)から優勝旗が「国土交通大臣旗」となった。

 開催時期は10~11月が多い。07年の第54回大会(平和島)から11年の第58回大会(平和島)までは体育の日に優勝戦が行われていた。12年の第59回大会以降は現行の10月下旬に開催されている。

 優勝賞金は今大会から400万円アップして3900万円に。クラシック、オールスター、メモリアルと同額でグランプリの1億円に次ぐ高額レースとなっている。

【名勝負】08年、ボートレースまるがめで開催された第55回大会の優勝戦では丸岡正典と瓜生正義が、まさに抜きつ抜かれつの壮絶な勝負を繰り広げた。

 枠番は(1)丸岡(2)今垣光太郎(3)瓜生(4)石田政吾(5)松本勝也(6)木村光宏。進入は16/2/345。1周1Mでは先マイした丸岡の懐を4カドの瓜生がまくり差してバックでへさきをかける。逆に1周2Mでは先に回った瓜生を丸岡が差してホームでへさきをかける。2周1Mは再び丸岡が先マイするが瓜生はツケマイでバック並走。2周2Mで再度、瓜生がツケマイを仕掛けるがホームではやや丸岡が優勢。3周1Mで瓜生はまたまたツケマイ。バックでは丸岡が半艇身リード。最終3周2Mでは瓜生が逆転を狙って渾身の差しに出るがわずかに届かず丸岡がSG初Vをもぎ取った。その差はわずか0・2秒だった。

 その後、丸岡は12年の第59回大会(福岡)で2度目のダービー制覇。一方、瓜生も10年の第57回大会(桐生)、13年の第60回大会(平和島)、16年の第63回大会(福岡)とダービー3Vをマーク。両選手ともにダービーの歴史に名前を刻んでいる。

 ※次回掲載はダービー・ミニデータ&水面