【新日本】みのるがモクスリーに果たし状「ジョン少年 世界規模のケンカをしようぜ」

2020年01月24日 16時30分

みのるは5日の東京ドーム大会でモクスリー(下)を襲撃し、ベルトを奪って踏みつけていた

 危険な抗争の幕開けだ。新日本プロレス2月9日の大阪城ホール大会で、IWGP・USヘビー級王者ジョン・モクスリー(34)に挑戦する鈴木みのる(51)が“果たし状”を突き付けた。元WWEスーパースターとの因縁は、昨年4月に米国で勃発。プロレス界の王と狂犬による、世界が注目する大ゲンカになりそうだ。

 発端は昨年12月の広島大会だった。当時のUS王者ランス・アーチャーを襲撃した際に、モクスリーはみのるにもデスライダー(高角度ダブルアーム式DDT)を発射。売られたケンカは買う王様は、東京ドーム大会(5日)でUS王座のV1に成功したモクスリーの前に現れ、ゴッチ式パイルドライバーで宣戦布告した。翌6日の大田区大会で今度は王者が報復襲撃し、タイトル戦での激突が決まった。

 みのるにとって、自身のSNSを通じて対戦を呼び掛けたこともある意中の相手だった。「雑。特別プロレスがうまいわけではない。だからWWEで目立ってたんじゃん。実は去年の4月に(米ニュージャージー州で)ジョシュ(バーネット)と試合をした時、見に来てたんだよ。こいつを俺がぶん殴る絵づらは面白えなと思った」と振り返る。

 モクスリーがディーン・アンブローズのリングネームで活躍したWWEを退団したのが同年4月のこと。運命の糸に手繰り寄せられるかのように6月の両国大会で新日プロ電撃参戦を果たすや、みのるの思いは確信に変わる。「あ、これは(自分と)やるなって思ったよ。分かりやすい言葉で言うと、商売になるなって」と不敵な笑みを浮かべた。

 荒々しいファイトが身上の王者は、デスマッチ形式の王座戦も得意とする。それでも「普通のプロレスで十分じゃねえの? まあどんな規制があろうとなかろうと、俺には関係ねえけど」とした上で「一番デンジャラスだ、危険だって…誰抜きに何の話をしてんだよ。俺にしたらまだまだジョン君だ。かかってきなさい、ジョン少年」と挑発した。

 海外で高い人気を誇るみのると、世界最大の団体でトップに立った狂犬の激突は国内外で話題になっている。「さあ、世界規模のケンカをしようぜ。ケンカするのに、目が合った、それ以外の理由いるか? 答えはぶん殴る。以上。へし折るよ」。大阪冬の陣には早くも不穏な空気が充満している。