女子版虎戦士「タイガー・クイーン」に最大の難敵が襲いかかる。

 初代タイガーマスク率いる「ストロングスタイルプロレス」は、9日の東京・後楽園ホール大会のカード変更を発表。クイーンはシングルで対戦予定だった高瀬みゆきと組み、闇軍団「ダーカーズ」のダーク・タイガー、ダーク・パンサー組とタッグマッチで対戦することが決まった。

 先日行われた会見中にダーカーズが乱入し、クイーンに対戦要求。業界一格式が高いとされる団体での無礼な態度に新間寿会長が激高するなど、会見は大混乱となった。

 平井丈雅代表は「新間会長には『すぐに(参戦を)決めろ』と言われたのですが、簡単に判断できないと考え、新間会長、佐山先生(初代タイガー)、ジャガー横田様と協議させていただきました。あのような形で乗り込まれ、皆さんの前で挑戦状を叩きつけられたからには、うちとしては逃げるわけにはいきません。無礼な者たちを正々堂々と迎え撃ちます」と語った。

 クイーンは昨年7月のデビューから無敗街道を歩んでおり、初代タイガーも常々「ライバルになる選手が現れれば」と語っているという。

 平井代表はダーカーズの〝蛮行〟は看過できないとしながらも「この者たちがクイーンのライバルになりうる実力であれば」と期待をかけた。