元プロレスラーで現在はタレント、ユーチューバーとしても活躍する長州力(69)が、5日に都内で行われた「令和3年バンタン入学式」にゲストとして出席。新入生に向けて「これからの世の中、ウソをついて生きていくより、アホで笑っていたほうがいい」と激熱メッセージを送ったが、本紙の取材に応じて病床にある「盟友」と「師匠」の近況を明かした。

 先月19日から「うっ血性心不全」で入院している“ミスタープロレス”天龍源一郎(71)については「(天龍プロジェクト代表で長女の嶋田)紋奈から『ご心配なく』と言われている。3日に(プロレス)殿堂会があったでしょ? 欠席するかもってことで、LINEで『何やってんの?』って聞いたら『元気なんだけど、ちょっと行けないからよろしく頼む』って」。同じく闘病中の“燃える闘魂”アントニオ猪木氏(78)に関しては「辰っつぁん(藤波辰爾)から聞いて、元気で回復してると。まあ、会長(猪木氏)が元気になったら、またみんなで集まると思う」と再会を心待ちにしている。

 一方で2019年6月に引退した自身は話題のSNS活動のみならず、TBS系ドラマ「俺の家の話」出演で話題を呼び、バラエティー番組にも引っ張りだこ。元気いっぱいに思えるが「やっぱり後遺症みたいなのがあって、腰とか、股関節がしんどい」と満身創痍だという。

 だが「動きを止めちゃうとダメ」と時間があればスクワットなどのトレーニングに励んでいるそうだ。これはもしや…「復帰ですか?」と水を向けるや「バカタレ! そんなこと間違っても書くんじゃないぞ」と、表情は穏やかながらも本紙記者を一喝し、帰路に就いた。この元気があれば、これからも各所で“革命”を起こし続けてくれそうだ。