歌手aiko(46)が昨年結婚していたことを電撃発表した。

 14日に東京ガーデンシアターで開催した全国ツアーのファイナル公演でのこと。アンコールのMCで「結婚しました! 実は去年してました」と突然報告。「心の底から結婚したいと思う人に出会うことができました」と話し、会場のファンからは歓声が上がった。

「相手は一般男性です。aiko本人は昨年発表するつもりでしたが、世間がコロナで大変な時期だったので、タイミングを逸したらしい。やはり、最初にファンに報告したいという思いがありましたからね」とは音楽関係者。

 1998年にメジャーデビューしたaikoは翌年リリースしたシングル「花火」「カブトムシ」が大ヒット。等身大の恋愛ソングが多くの若者に支持され、NHK紅白歌合戦にも通算14回出場。そんな人気歌姫だけに、熱愛を報じられたのも一度や二度ではない。中でも思い出されるのがTOKIOの国分太一(47)との大恋愛劇だ。芸能プロ関係者の話。

「98年に自身のラジオ番組に国分がゲスト出演したのがきっかけ。そこで2人は意気投合し、交際に発展しました。2001年には東山紀之同席で記者会見まで開き、交際宣言までしたのです。ジャニーズタレントとしては珍しい形ですが、それほど2人は相思相愛でした。『花火』『カブトムシ』は国分との交際を歌った楽曲とされます」

 間もなく2人は同棲し、結婚間近までいったが、07年に破局。お互い多忙を極めたゆえの、前向きなものだったという。

「今でもお互いがそれぞれの活躍を応援していると聞きます。実は昨年『テレ東音楽祭2020秋』で『花火』の映像が流れる場面があった。その時、司会の国分が笑顔で口ずさむ様子がワイプで抜かれて話題になりました。今でも良い思い出になっているんですよ」(同関係者)

 今回のaikoの結婚を誰よりも喜んでいるのは国分なのかもしれない。