31日投開票の衆院選が19日、公示され、少年革命家でユーチューバーのゆたぼん(12)が〝選挙ポスターデビュー〟した。沖縄2区から「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)公認で立候補した父親・中村幸也氏(41)の選挙ポスターに2ショットで掲載されたのだ。

 パンチンググローブを着用したゆたぼんは、パパ・中村氏とともに笑顔で収まった。背景は燃える炎で、衆院選へのたぎる思いを表現した。公職選挙法では未成年者の選挙運動を禁じていて、ゆたぼんが父親への投票を呼び掛けたり、一緒にビラを配ったりする行為は抵触する。今回のポスターは父親と一緒に写っているだけで、事前に選挙管理委員会で審査した際にも問題にならずに許可が下りたという。

 中村氏は、この日は自宅近くの公園で報道陣を前に第一声で、不登校問題の改善・解決を訴えた。選挙カーは使わず、街頭演説等も行わない。ポスター張りを中心に選挙区内を回る予定で、SNSでの活動が主となり、ゆたぼんは同行しない。