マット・デイモン10年目の初告白 主役オファー断り268億円パ~

2019年10月05日 17時00分

 逃がした魚は大きかった…どころではない。米俳優マット・デイモン(48)が今週、男性誌「GQ」(英国版)とのインタビューで、ジェームズ・キャメロン監督から大ヒット作「アバター」(2009年)の主役のオファーを断っていたことを初めて告白した。監督は出演料として収益の10%を提示していたといい、少なくとも2億5000万ドル(約268億円)を儲け損なった計算になる。

「アバター」は今年公開された「アベンジャーズ/エンドゲーム」に世界歴代興行収入1位の座を明け渡したものの、堂々の2位。その売り上げは27億8900万ドル(約2980億円)を記録し、製作費を差し引いた利益は25億ドルを超える。そのうち1割がデイモンのギャラになるはずだったというから、後悔先に立たずだ。

 インタビュー記事によると、デイモンはキャメロン監督からこう告げられた。「あのさ、この映画はね、誰もいらないんだ。知名度のある俳優はいらない。もし君が役を受けないんなら無名の俳優を探すよ。だって君がぜひ必要ってことではないから。それでも受けたいって言うなら(利益の)10%あげるよ」と。

 かなり失礼な発言に聞こえるが、実際「アバター」はVFX技術を駆使した3D映像が最大の魅力。監督の構想では“生身の俳優”がそれほど重要ではないと考えた結果だったからだ。

 そのデイモンは当時、全5作のスパイ映画「ボーン」シリーズに出演中で、「アバター」のジェイク・サリー役を受けることは事実上、不可能だったという。

 それについて後悔はないと言い切るデイモンだが「オファーを断ったことで、以来ジェームズと一緒に仕事する機会を失ってしまった」と残念そう。それでも「子供たちを養っていけるだけの稼ぎはあるから、それでいいんだ」と締めくくった。