【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑314】ジャングルの中に隠れ住んでいた伝説の小人族?「マンテ族」

2019年06月14日 12時00分

バイクの前に出現した小人(ユーチューブから)

 近年、奇妙な生物の撮影に成功したとされる動画の中には「小人」を捉えたものが多い。

 数年前には南米で、家の中を走り抜ける謎の小人の姿が捉えられたし、2年前の2017年には東南アジアで奇妙な小人族らしき人影が動画に撮影されている。

 こちらの動画はインドネシアのスマトラ島北部バンダ・アチェの森林地帯で撮影されたもので、森の中に伸びる未舗装の道を駆け抜ける数台のバイクが映っている。どうやら複数人でツーリングしているようで、オフロードバイクで自然の中をとばしていたようだ。

 だが、撮影者のバイクの前に突如、奇妙な生物が出現する。茂みの中から出てきたのは、人間の半分以下しかない小人だったのだ。あまりに驚いたためか、撮影者はバイクを転倒させてしまった。小人は思いのほか足が速く、再び茂みの向こうへと走り去ってしまった。

 同行者もこの小人に気づいていたようで、撮影者ともども、小人の駆け抜けていった方向へバイクを走らせてみたが、結局取り逃がしてしまっている。素早かったうえに、丈の高い草が多く生えていたこともあって見つけられなかったようだ。

 果たして、この小人は何だったのだろうか。動画をよく見てみると、褐色の肌で衣服などを身につけてはいないようだが、手にやりのような長い棒状のものを持っていたことが分かる。大きさこそかなり小さいものの、原住民のような姿だといえる。

 この小人について、現地では「マンテ族」ではないかという噂がささやかれていた。マンテ族は普通の人類よりかなり小さな種族で、身長は1メートルほど。筋肉質で角ばった顔をしているとされ、かつてこの地方のジャングルに生息していたという。

 現地ではこれまでにも同様の小人族の目撃例が何度か報告されており、18世紀には2人のマンテ族が捕獲されて王族の前に連れて行かれたとか、1987年にもマンテ族の目撃例が新聞記事になったりしていた。

 ちなみにインドネシアのフローレス島にはフローレス人という原人がいたことが分かっている。フローレス人は成長しても1メートル弱しか身長がないという非常に小柄な人々で、数万年前までホモサピエンスと共存しており、交雑が行われた可能性も高いとされている。

 すでに絶滅したとみられているが、フローレス人は小人伝説の基になった可能性があると考えられてもいる。もしかしたらフローレス人の末裔が現代まで生き残っており、小柄な体を生かしてジャングルに隠れ住んでいたのかもしれない。

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