元プロ野球選手の清原和博氏(54)が25日、CBCテレビの野球中継「中日―西武戦」で元中日監督の山田久志氏(73)と共に解説を行った。

 中継では立浪監督が2000本安打を記録した2003年7月5日の巨人戦(東京ドーム)で清原氏から花束が贈られた映像も流れた。清原氏は「立浪監督から電話が掛かってきて『東京ドームで2000本打つので花束を渡してもらえますか』と言われた。3本打たなければいけなかったのに見事3本打ってうれしかったですね」と懐かしそうに当時を振り返った。

 清原氏は中日の4番・ビシエドが6回一死から二飛に倒れると「1打席目(一邪飛)といい凡打の内容が悪いですね。相手がたまらんかったというような、同じ一つのアウトでも相手に圧をかけるような凡打を、内容のいい凡打をしてほしいですね。4番バッターとしては」とダメ出し。元西武の4番としてチームを6度の日本一に導いた清原氏は「チームの4番というのは勝ち負けの責任を背負うという意識を持っていないと」と自身の〝4番論〟を語った。