高校ナンバーワン投手・高橋宏斗「プロ志望表明」で中日のドラ1候補に浮上

2020年10月07日 06時15分

プロ野球へ進路を変更した高橋宏斗

 中日が高校ナンバーワン投手・高橋宏斗(中京大中京)のプロ志望表明に色めき立った。慶大進学を目指していた高橋だが、AO入試で不合格となったことで6日、プロ野球へ進路を変更。地元の超高校級選手とあって早くもOBや球団事情に詳しい関係者の間からは「将来、沢村賞も取れる逸材」「プロ志望を表明したなら指名するべき」という声が噴出している。 

 近大・佐藤輝明内野手(21)、早大・早川隆久投手(22)らを1位候補にリストアップしていた中日だが、高橋のプロ志望表明で状況は大きく変わった。「13日に編成会議があるのでスカウトと相談する。当然リストには入っていたが進学の可能性が高かったので。プロ入りを表明するなら地元の選手だし考えないといけない。評価は高いし1位候補として考えるべき素材だと思う」(加藤球団代表)、「素晴らしい素材という情報は得てます。映像でも確認しましたけど、これからドラフトに向けていろんな戦略を彼も加えた中で話し合いをしていかなきゃいけないと思います」(与田監督)とダイヤの原石が一気にドラ1候補に浮上した。

「根尾、石川昂と2年連続で高校生を1位指名したので現場サイドは即戦力が欲しいはず」という見方も球団内の一部には出ているが、それを圧倒しているのが〝高橋礼賛〟の声だ。地元の逸材ということでOBや球団関係者の注目度は高く「(OBの)岩瀬が投げていたような動くストレートを投げる。それでいて先発完投ができる投手だ」「高校生でも1年目からプロでそこそこやれる力はある」「数年後には間違いなくドラゴンズを背負って立つ投手になるでしょう」「あの子はすごくいいよ。地元とか関係なく(ドラフト1位指名に)いかなきゃいけない選手」と絶賛コメントのオンパレード。編成会議を前に早くも「高橋1位指名確定」の空気に変わりつつある。

「江川や野茂のように闘志を内に秘めて投げるタイプ」(球団関係者)と性格面も球界のレジェンドに例えられるほど評価されている高橋。中日は根尾、石川昂に続いて3年連続で地元出身の逸材高校生を1位指名することになりそうだ。