一発捨てたエンゼルス・大谷「好投&激走」も空しく打線が見殺し

2021年09月20日 07時34分

セーフティーバントを試みた大谷(ロイター)
セーフティーバントを試みた大谷(ロイター)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が19日(日本時間20日)の本拠地アスレチックス戦に「2番・投手」で先発出場。1918年のベーブ・ルース以来となる「2桁勝利&2桁本塁打」の偉業が期待されたが、8回2失点でリードを許した場面で降板し、103年ぶりの快挙はまたも持ち越しとなった。

 この日の大谷は立ち上がりから快調。スプリットがさえ、序盤から三振の山を築いていたが、3回先頭のゴームズに高めに浮いたスライダーをとらえられ、左越え先制ソロを被弾。続く4回一死にも、チャプマンに中堅左へソロ本塁打を浴びてしまった。

 打線の援護に期待したいところだったが、肝心の大谷は勝負を避けられ、第1打席は四球、3回二死二塁で迎えた第2打席は申告敬遠。その後にいずれも3番のゴスリンが凡退し、打線がつながらなかった。

 何とかしたい大谷は0―2の6回、先頭打者で迎えた第3打席でセーフティーバントを敢行。一塁まで全力疾走を見せたが、間一髪アウトとなってしまった。タイトルを争っているにもかかわらず、本塁打を捨てた必死な姿に、球場内からは悲鳴のような歓声が上がった。

 8回二死無走者で迎えた第4打席は空振り三振に倒れた。

 大谷は8回、108球を投げ終え、5安打10三振、2失点でマウンドを降りた。残りは13試合。10月4日の最終戦まで、登板機会はあと2度あるかどうか。大谷のあとを打つ打者の奮起と、打線の援護も偉業達成のカギとなる。

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