元マネジャーの20代男性を暴行した疑いで書類送検されていた演歌歌手の氷川きよし(37)について、東京地検は24日、不起訴処分とした。関係者によると、すでに示談が成立しているという。

 氷川は、今年4月に東京都内と岡山市内で、元マネジャーの男性の頭を殴ったなどとして、警視庁に書類送検されていた。男性の方も、氷川の所属事務所に対し口止め料をメールで要求したとして、恐喝未遂容疑で書類送検されていたが、こちらも東京地検は同24日に不起訴とした。

 芸能生活15周年という節目の年の氷川にとってはこの処分は胸をなでおろすものになるはずだ。

「実はこの処分が決まる前までは、各テレビ局は氷川を取り扱うことに難色を示していた。8月に書類送検された段階で、おおよそ不起訴になるとはみられていましたが、今は局内のコンプライアンスが厳しくて、処分が出ないタレントを使うのはいかがなものかという空気がウチだけではなく、他の局にもあった」とはあるテレビ局関係者。ただ、不起訴で流れは変わる。

「書類送検をされた段階で、本人は『暴行の事実はございません』とコメントを出していたし、芸能界の重鎮クラスも問題ないだろうという判断を下していた。あとは使う側のメディアがどう判断するかだけでしたが、不起訴になったことで、氷川を積極的に使おうとする社が増えるでしょう。タイミング的にも演歌歌手にとって大事な紅白の選考が大詰めを迎えるところ。出場するかどうかの判断に影響がゼロとは言わないまでも、大きなマイナスはなくなりました」とはある音楽関係者。あとは氷川がいつも通りにまい進するだけだ――。