さとうさおり(佐藤沙織里)氏の議員辞職に伴う東京都議補選千代田区選挙区の投開票が1日に行われ、無所属の林則行氏が当選を確実にした。
林氏は与謝野馨元財務相の秘書を務め、2003年から25年まで自民党の千代田区議として活動。前回の都議選にも出馬していた。今回の選挙では自民党から公認や推薦はなく、無所属での出馬となった。
前回の都議選では都民ファーストの会の平慶翔氏が再選を目指したものの、減税を訴えて〝減税メガネ〟と話題になったさとう氏が告示日に出馬を決めて勢いに乗り当選。平氏は破れていた。
しかし、さとう氏は9月に電撃的に議員辞職を表明。「今まで以上に命を守り、今を生きる活動に専念したい」とし、海外の病院に入院したことを明かしていた。
下馬評をひっくり返して当選したさとう氏が不在となった同補選だが、さとう氏の影を誰よりも恐れていた人物がいた。都民ファ特別顧問の小池百合子都知事だ。
都政関係者は「前回の都議選では佐藤氏がネットを巻き込んだムーブメントを作り出して風を吹かせて平氏に勝った。小池氏はあの旋風がもう一度再現されることを心配していました」と明かした。
小池氏は投開票日前日の10月31日にX(旧ツイッター)を更新し、都民ファと公明党が推薦した永戸考氏のアピールをしていた。Xへの投稿は実に1年4が月ぶりで、それほど気合を入れて臨んだ選挙だった。
選挙戦は、さとう氏の指名した後継者がいないこともあり、前回都議選のような荒れ模様とはならなかった。しかし、小池氏が応援した永戸氏は落選。小池氏のショックは大きそうだ。












