◇百武翔(33)佐賀支部114期

 4月下旬の福岡以降13節連続で予選突破。その間、4優出という安定ぶりだ。2027年前期適用勝率も6・50。26年後期勝率5・69から1点近く上げてA1初昇格も確実となっている。

 飛躍のきっかけとなったのは新燃料・E30ガソリンだ。「バイオ一発目の5月の下関で自分の回し系で調整したんですけど、思ったより回ってなかった。そこで思い切り回していったら成績も良くてピット離れとかも飛ぶようになった。そこからもっと温かくなってくるんで、これで行けるなって感触があった。うまい感じに当たって、この成績なんだなぁと思います」と自己分析する。

 2節前の蒲郡GⅢ企業杯で5号艇、6号艇の時は内寄りに動いたようにコース取りも積極的になっている。「ピット離れが長いところ、浜名湖とか、からつで走らせてもらってピット離れも飛ばしたいと思っていたわけではなく、回転を自分なりに上げて行って、もっと上げれるなぁって感じで行ったらピット離れもも飛ぶようになった。そういうのもいろいろマッチングした」と振り返る。

 これが着順に直結した。1着率19・5%→26・9%、2連率39%→51・3%、3連率59・3%→68・7%と2027年前期適用成績は2026年後期適用成績から一気にアップしている。「1等も少なかったんですけど、逃げもできるようになったし、差しも決まるようになった。で5枠、6枠でも1着を取れた」と手応えをつかんでいる。

 A1初昇格については「うれしいです、ハイッ! やっぱりA1になれる人はすごい。整備力だったり、スタート力、ターンとか何か一つでも抜きんでている人がなれるって聞いてたんで、そこに入れるって思ってなかった」とニッコリ。現在出場中の津一般戦が級別審査期間ラストシリーズとなる。「A1はしっかり狙っていってるんで、しっかり走り切ってA1になりたいなと思ってます。一走一走ですね。しっかり取れるとこで取って自分なりにいろいろ考えてやってる結果が出てくれてるんで自信にはなってるかなぁって感じはしますね」と気持ちを引き締めている。

 そして、次の目標はデビュー初優勝だ。「今年5優出だけど、結局、優勝はしていない。あとは優勝ですね。A1なれたら次は優勝できるように頑張ります。地力はちょっとずつは上がってきてる感じはするので…」。デビュー初Vが実現する日もそう遠くはないだろう。