明治安田J1リーグ第9節(10日、味スタ)、FC東京はホームで浦和に3―0で快勝し、公式戦無敗記録を11に伸ばした。
前半は互いに高い集中力を保った守備で決定打を許さず、拮抗した展開が続く。試合が動いたのは後半18分。FW長倉幹樹が単独で中央を突破してシュートを突き刺し、先制に成功する。さらに同24分には、右サイドを抜け出した長倉のクロスにMF安斉颯馬がフリーで合わせてリードを広げた。完全に流れをつかむと、長倉のパスからFW佐藤恵允にも得点が生まれ、守備陣も完封で締めくくった。
古巣相手に1ゴール2アシストと大暴れした長倉は「浦和では一番何もできていなかったので、思いはあった。あまりプレーしている姿を見せられなかったので、チームは違うけど見せることができて良かった」と振り返った。
無得点で終えた前半は「力が入っていた」と苦笑いで明かしたが、先制のシーンでは「スピードに乗っていたので当てるような感覚で打った。ごちゃごちゃっとなってボールが来たけど、落ち着いて打てた」と手応えを語った。
ここまで9節を終わって6得点と、すでにJ1でのキャリアハイを更新。得点量産の要因については「チームとしても得点が多いし、前線に良い選手が多いので、チャンスが巡ってきていると思う」と謙虚に分析した。最後は「(自分が)点を取らないと勝てないというのは意識の中にある。数字はあまり意識せず、とにかくチームのためにやるのが一番」と決意を口にした長倉。覚醒したストライカーが青赤軍団を悲願の初優勝へ導く。












