J1柏の日本代表MF熊坂光希が国際親善試合ベネズエラ戦(9月28日、Eピース)で「左膝内側側副じん帯損傷」を負ったことに、クラブのチームメートが素直な思いを語った。

 J1柏は7日、千葉・柏市内で全体練習を実施。練習後の取材に応じたMF弓場堅真は、熊坂を「めちゃめちゃ派手なプレーをする選手ではないが、いてもらわないと困る選手」と強調。「光希がいるからこそ回避できる場所や、打開できるプレーが多くあるので、チームとしてはすごく痛い」とここまでの貢献度の高さからチームにとっては痛手になると指摘した。

 アクシデントの知らせを受けた直後のチームの様子については「『マジか』という感じはあった」と回顧。それでも「ケガはつきものなので悲観しすぎず、チームとしてポジティブに持っていけるようにしている。他の選手が活躍する場所が与えられたと思ってやっていくしかない」とすでに前を向いており、チームの総合力で熊坂不在の穴をカバーする覚悟だ。

 その言葉通り、熊坂が不在だった天皇杯3回戦の今治戦(9月23日、三協F柏)、ルヴァンカップ1次ラウンド4回戦のG大阪戦(3日、三協F柏)では、いずれも今季出番の少なかった選手たちが奮起して勝利。弓場は「G大阪戦を見てもらえばわかるように、小西雄大くんや原川力くんだったりいろんな選手がいるので、光希くんも心強いと思う」と層の厚さに自信をのぞかせる。復帰を目指す仲間に向けて「また主力として試合に出ると思うので、しっかり治して帰ってきてほしい」とエールを送った。

 今後も過密日程が続く中、さらなる離脱者の発生は避けたいところ。最後は「アクシデントのケガはしょうがないが、回避できるものは日頃から自分でケアをしないといけない」と気を引き締める。「フィジカルコーチが疲労度を聞いて練習時間を減らすとか、チームとしていろんなトレーニングの中でアプローチしてくれているので、あとは自分たちが最大限できることを100%で取り組んで、連戦を乗り切るしかない」と力を込めた。