ポルトガル代表から緊急離脱したサウジアラビア1部アルナスルに所属するFWクリスティアーノ・ロナウド(41)は9日(日本時間10日)、アルディルイーヤ戦で先制ゴールを決め、3―0の勝利に貢献した。これでキャリア通算980ゴール目で前人未到の100ゴールまで「あと20」に迫った。

 C・ロナウドは代表として臨んでいた欧州ネーションズリーグ(NL)の期間中、起用法などをめぐるホルヘ・ジェズス監督への不満がチームを離脱。その後、自身のSNSを更新し「2度も約束を破った」と指揮官を非難した。その一方で、チーム離脱については謝罪し、制裁処分も受け入れる意向を表明。代表引退は否定した。

 そして迎えたこの日、C・ロナウドは右サイドを抜け出したFWキングスレイ・コマンのシュートがGKに弾かれたところを押し込んでゴールを挙げた。スペイン紙「アス」は「クリスティアーノは飽くなき欲望の持ち主だ。代表チームでの論争の後、ポルトガルのスター選手はアルナスルを勢いづける新たなゴールで、あらゆる疑念や論争を一気に払拭し、自身も通算1000ゴールに危険なほど近づいた」と指摘した。

 ポルトガル紙「ABOLA」は「ジェズス監督との衝突をきっかけに代表チームを離脱するという物議を醸した経緯を経て、ピッチに復帰した」、フランス紙「レキップ」は「ポルトガル代表での波乱に満ちた国際試合期間を終えて帰国したばかりのロナウドは、代表での波乱万丈な時期を経て再び笑顔を取り戻した」と伝えていた。