口にした言葉はそう簡単には撤回できないようだ。ブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(27)は25日(日本時間26日)、本拠地レッズ戦の前に自身の年俸に関する発言を撤回し謝罪した。

「先日の発言を後悔しています。ファンやチームメイトに謝罪する必要があると心から感じました。契約を素晴らしいものにするために、これからも努力を続けていきます」と殊勝に語った。

 ゲレロは母国ドミニカ共和国のポッドキャスト番組で24年オフに結んだ14年総額5億ドル(約730億円=当時)の契約について「ブルージェイズのために過去に成し遂げたことに対して報酬が支払われているのであって、将来期待されていることではない」と発言。今季9本塁打と低迷しチームもポストシーズン進出を逃したことからファンの批判を浴びた。

 さらにゲレロは一度、発言の撤回を拒否しており、ファンの怒りに火をつけた。米メディア「スポーツキーダ」はファンの声を次々と報じた。

 ファンの1人は「極端なダメージコントロールだね(笑)」と単なるポーズだとバッサリ。別のファンも「いや、彼はすでに態度を硬化させていた。偽りの謝罪だ」と演技にすぎないとした。他にも「PR活動が本格化している!」とイメージ戦略だと断言。「だからサラリーキャップ制が必要なんだ」と書き込むファンもいた。

 ブルージェイズのシュナイダー監督は「私が知っているゲレロは『よし、給料をもらったからこれで満足だ』なんて言うような人間ではない。彼がどんな働き者で、どんな選手で、どんなチームメイトなのか、私はよく知っている」と不振の主砲をかばった。