米国防総省は9月18日、UFO関連資料の第6弾となる計71点のファイルを公開した。このうち2025年の米中央軍(CENTCOM)の報告書には、中東上空で6個の球形の物体が目撃された事例が記されている。米紙「ニューヨーク・ポスト」が同日、報じた。

 報告書によると、「小さな球形の物体6個」がまとまって飛行し、頻繁に方向を変えていた。速度は時速480マイル(約770キロ)とされる。砂漠地帯とみられる場所の上空を飛ぶ物体を捉えた約1分間の映像も公開された。

 別の映像には、2023年に黄海上空で米軍のプラットフォームに搭載された赤外線センサーが捉えた円形の物体が映っている。同年には、コロラド州の法執行機関の職員が、赤、青、緑の光を点滅させながら無音で空中にとどまる物体を、携帯電話で約15分間撮影していた。

 公開資料には、1950年代の事例も含まれる。米空軍情報部長官の部局が作成した資料には、1952年9月から12月に報告された「空飛ぶ円盤」の目撃例が記されている。

 同年7月2日には、米海軍のデルバート・ニューハウス上級准士官が、ユタ州トレモントン付近で空中の明るい物体の一群を撮影した。ワシントンからオレゴン州ポートランドへ移動中のことで、16ミリのコダクローム・カラー映画フィルムを使用した。この映像は後に、米空軍のUFO調査計画「プロジェクト・ブルーブック」で検証された。

 調査官らは、映っていたものが「枕型の気球」だった可能性を調べ、製造元のゼネラル・ミルズにも問い合わせた。米空軍の写真偵察研究所は1956年、映像の光は「上昇気流に乗って飛ぶカモメ」によるものと結論づけた。一方、別の分析では、物体の反射光は、空を背景にした白い鳥などの自然物による反射より明るいとの見方も示された。

 ニューハウス氏の撮影前日には、別の人物が長さ約100フィート(約30メートル)の白い物体を目撃したと報告していた。形は「細長い楕円形」で、「葉巻より太い」ものだったという。