「たけし軍団」のグレート義太夫さん(本名・鈴木正之)が死去したことが8日、分かった。67歳だった。
訃報を受け、フジテレビ系「オレたちひょうきん族」の名物コーナー「ひょうきん懺悔室」で、白塗りの〝懺悔の神様〟を演じて一世を風靡したブッチー武者が本紙の取材に応じ、故人との思い出を語った。
「お若いのに、こんなにすぐ亡くなるとは…。ショックです」
義太夫さんとの縁が生まれたのは、ゆーとぴあのホープ師匠の還暦祝いライブだったという。
「その時、アドリブで〝懺悔の神様〟を2人でやったんです。『どちらが似ているかな?』なんて言いながら盛り上がりました。いい思い出です」
本家〝懺悔の神様〟と、義太夫さんによる、まさかの〝ダブル神様〟。その縁はステージ上だけでは終わらなかった。
「僕の店『女無BAR』にも、何回か飲みに来てくれました」
ライブでの共演をきっかけに、その後も交流は続いたという。一方、武者があえて強調したのが、義太夫さんをめぐって時折見られる〝勘違い〟だ。
「よく間違えられるんですが、彼が〝懺悔の神様〟を演じたのは『オレたちひょうきん族』ではなく、ホープ師匠の還暦祝いのライブなんです」
「ひょうきん懺悔室」で白塗りの神様として強烈なインパクトを残したのは武者。その武者と義太夫さんが並び、〝ダブル懺悔の神様〟を披露したのは、テレビではなくライブでの一幕だった。
そして、武者と義太夫さんの間には、もう一つ不思議な〝たけし軍団の縁〟があった。
「実はビートたけしさんから、たけし軍団に誘われたことがあるんです。でも、僕にはレオナルド熊さんという師匠がいましたから、お断りしたんです」
武者によれば、その後、自身とどこかキャラクターの重なる〝似た枠〟として軍団入りしたのが義太夫さんだったという。
なお、武者は11月3日に神奈川・小田原三の丸ホールで上演される劇団ZANGE初回公演「あ・い・です アンソニー」に出演する。認知症をテーマに「僕のお母さんの話をしようか」と描かれる作品で、武者は「おじいちゃんアンソニー役」を務める。芳本美代子、磯村みどりらと共演し、お茶の間を爆笑させた〝懺悔の神様〟とはひと味違う表情を舞台で見せる。












