大相撲の夏巡業が30日、東京・立川市で全日程を終えた。横綱大の里(26=二所ノ関)は朝稽古で相撲を取らず、ぶつかり稽古で十両輝(高田川)に胸を出して軽めの調整となった。

 横綱豊昇龍(立浪)が右ヒザのケガで不在の中、大の里は一人横綱として夏巡業に参加。秋場所(9月13日初日・東京・両国国技館)を前に「長かったですね。(巡業は)今日で終わりだけど、また明日(31日)番付発表なので。しっかり初日に向けて稽古をしていきたい」と力を込めた。

 2場所連続休場明けとなった名古屋場所は、9勝6敗と不本意な結果に終わった。途中休場する考えはなかったといい「15日間、戦える体を準備してきたつもり。(左肩関節脱臼で途中休場した)3月(場所)とはまた状況が違った」と説明。現在の左肩の状態については「良くなってきている。しっかり稽古をして、不安を消すぐらいやっていくのが大事」と力説した。

 大の里が秋場所で〝完全復活〟を果たせるか。