インドの病院で約40万ルピー(約66万7000万円)相当の宝石類が入ったバッグが消え、警察が捜査に乗り出したところ、意外すぎる〝犯人〟が判明した。なんとバッグを持ち去ったのは野良犬だった。インドのニュース局「ニュース18 インディア」が26日、報じた。

 事件が起きたのは中部マディヤ・プラデシュ州のマンドサウル地区病院。カヤンプル在住の女性ラタ・バイさんは、治療のため入院している息子に付き添っていた。留守中に自宅が空き巣に入ることを心配し、金や銀の宝飾品をバッグに詰め、病院へ持参していたという。

 ところが24日午前1~6時の間にバッグが消失。中には金のマンガルスートラ(既婚女性が身につける首飾り)やイヤリング、金のビーズ、銀のアンクレットなど約40万ルピー相当の宝飾品のほか、現金約2000ルピーと食べ物も入っていた。女性から届け出を受けた警察が院内や周辺の防犯カメラを確認すると、午前4時ごろ、犬が外科病棟に侵入し、バッグを口にくわえて悠々と立ち去る姿が映っていた。

 警察は各所の防犯カメラをつないで犬を追跡。周辺を捜索してバッグを発見した。宝石や現金はすべて無事で、女性に返還された。警察は、バッグに入っていた食べ物の匂いにつられて犬が持ち去った可能性があるとみている。