2026年の世界最優秀選手賞「バロンドール」(フランスフットボール誌選定)について、元ドイツ代表MFローター・マテウス氏がイングランド代表FWハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)を猛プッシュした。

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(マイアミ)とケインの受賞が有力視される中、ドイツメディア「sky」によると、マテウス氏は「私にとってケインこそがバロンドールの有力候補です」とし「国内リーグで2冠を達成した。(北中米)W杯と欧州チャンピオンズリーグで決勝を逃したことが唯一の弱点と言えるだろう。常に素晴らしいパフォーマンスを見せ、不調の時期は一度もなかった」という。

 その上で「バルセロナでスペインリーグを優勝して、その後スペイン代表としてW杯優勝を経験した選手はたくさんいますが、その中で傑出した選手はいません。(スペイン代表でバルセロナのラミン)ヤマル? 私はそうは思いません」とし、メッシについては「レベルの高くないMLSを制覇し、W杯で8得点を挙げたが、PKを2本失敗した」と指摘した。

 北中米大会でW杯通算最多得点記録(22得点)を更新したフランス代表FWキリアン・エムバぺ(レアル・マドリード)に関して、ドイツ人レジェンドは「フランス代表としてW杯で準決勝に進んだが、Rマドリードではタイトルを獲得できなかった。イングランド代表MFジュード・ベリンガム(同)も同様だ」と持論を展開した。

 マテウス氏の見解についてスペイン紙「マルカ」はケインが欧州チャンピオンズリーグとW杯で決勝にも進出していないとし「彼の選択はこの賞をめぐる争いに付随する議論を巻き起こすだろう」と指摘していた。