大規模災害のときに首都機能を代替する「副首都」構想関連法案は24日、参議院本会議で採決が行われ、自民党、日本維新の会、チームみらいなどの賛成多数で可決、成立した。
同法案の採決をめぐってはギリギリの調整が行われ、野党側は地方選挙と都構想実現に向けた住民投票を同日に行う点を問題視し、選挙期間が重ならないようするため「最大限調整する」などとした付帯決議を特別委で採決することで折り合った。
参院本会議が始まったのはなんと午後8時半。午後9時半過ぎに採決が行われ、投票総数244票のうち賛成123票、反対121票で可決された。
本会議では立憲民主党、国民民主党、公明党、参政党の順での反対討論が行われた。唯一、賛成の立場で演壇に立った維新議員の発言中には、野党席から「維新による党利党略。いい加減な法律だ! おかしいぞ、責任が取れるのか」「廃案にしろ、愚策だ! 恥ずかしくないのか」などと激しいヤジが飛んだ。
午後9時40分。参院議長が採決を行う旨を与野党議員たちに告げて採決が行われると、野党席からは「反対!」という大きな声が上がったが、賛成が2票上回り可決された。
「2人の自民党国会議員が体調不良などを理由に欠席しました。しかし、参議院無所属議員の賛成で、過半数2票を上回って可決、成立することができました」と自民党関係者は胸をなでおろした。
与党内では当初、野党が採決に応じなければ国会会期の再延長という選択肢も視野に入れたほどギリギリの攻防だった。













