自民党の三原じゅん子参院議員(49)が19日、参院予算委員会で二輪車振興を巡って、政府側にテコ入れを迫った。自身も四輪レースに参加するなどモータースポーツに造詣が深い同氏ならではの切り口だったが、過去の仰天事実が判明した。

「世界のトップ4を日本人の名前がついているメーカーが占めているのに国内における二輪車の利用環境には様々な問題がある」と迫った三原氏。ETC車載器の購入諸費用は四輪車が1万円前後に対し、二輪車は4万円前後と高く、普及率は2割未満の現状がある。答弁した太田昭宏国交相(68)は5万台を対象に1万5000円の助成を表明した。

「二輪車は危険という固定観念があり、四輪車に比べ、法規制、割引制度で冷遇されてきた。利用者や新車の生産台数は減少の一途でした。政権復帰後、オートバイ議連が力を入れ始め、昨年、三原氏が事務局長に就任し、発信力が高まっていた」(自民党関係者)

 まずはETC購入助成にこぎつけた三原氏は「ETC搭載の二輪車の高速道路での値引きも実現が近いと思っている。2020年五輪へ向け、駐輪場を造っていく必要もある」と鼻息は荒い。国際B級ライセンスを持つカーレーサーで、二輪ではレースチームの監督として、鈴鹿8耐に参戦していただけに業界の課題や不満への対応も早いわけだ。

 一方で前出の自民党関係者は「三原氏は自動二輪の免許を持っていない。乗り回しているイメージがあったので、驚きですよ」と話す。映画「ハイティーン・ブギ」(1982年)やCMでさっそうと単車を操っていたハズだが…。

 三原氏に確認すると「免許はないんです。乗っていたのは映画やドラマの中だけでした」。私有地内で行われていた撮影では、無免許でも運転可能だったからだ。レーサーの血も騒いでいる三原氏は「今国会が終わったら、すぐに免許を取りに行って、国会にも(二輪車で)通いたい。自分が率先して女性ライダーを増やしたい」と意気込んでいる。