取手競輪GIII「開設76周年記念 水戸黄門賞」は29日、3日目を行った。グランドスラマー・新田祐大(40=福島)が力強く決勝に勝ち上がりを決めた。
準決11Rは願ってもいない流れになった。前受けから一度引くと、打鐘前から地元勢に託された真杉匠と3車の中四国勢がバチバチにやり合う展開に。「タイミングを見てからスイッチを入れていこう」とライバルたちのバトルを見極め、前団をのみ込んで番手の成田和也とワンツーを決めた。
今回は練習で疲れた体のまま、直前の調整なしに乗り込んできた。さすがのグランドスラマーでも一抹の不安はあったが「3日目にして良くなってきた」。最終日(30日)の決勝12Rは真杉―吉田拓矢―山下渡の強力本線など相手も手ごわいが、GIIIでは2024年8月の松山以来となる優勝へ「成田さんとゴール前勝負できたら」と意気込む。
年末には地元いわき平でKEIRINグランプリ2026が控える。そこへ駒を進めるためにもGI戦線で結果を残さなければならない。
「今はオールスターや寬仁親王牌にピークを持っていけるように考えている」
今後も8月松山のオールスターまでにFI2本にGIIサマーナイトフェスティバル(高知)と競走は詰まっているが、結果を残しつつ高みを目指していく。












