取手競輪GIII「開設76周年記念 水戸黄門賞」は28日、二次予選7個レースをメインに2日目を行い、10Rではベテランの内藤宣彦(55=秋田)が1着で準決切符を手にした。
S班の南修二に直線で踏み勝っての勝利にはスタンドのファンも大いにわいた。最終4角では前の飯野祐太が外へ踏んでワンツー決着をもくろむ久田朔―南に襲いかかり「自分は内しかないと判断して踏んだ」。2着は南だったが飯野も3着に食い込み、3連単14万6910円と車券でも存在感を示した。
しっかりと牙は研いでいた。内藤にとって今開催が6月2本目。「今月は上旬にFI(前橋)を走っただけで、追加が来るのを待っていたのに全く来なくて…。みんな3本とか走っているのに」と悶々とした日々を過ごしていたという。そんな〝不本意な空き時間〟を練習に費やした。「踏めていたし、脚は練習の成果が出ていた」と自然と表情もほころぶ。
29日の3日目準決10Rは話し合いの末に飯野とは別で岩本俊介―簗田一輝と並ぶ南関勢の3番手をチョイス。S級最年長優勝記録(52歳5か月7日)を持つベテランは元気いっぱいだ。












