アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(38=マイアミ)をめぐる〝疑惑の判定〟が波紋を広げている。

 北中米W杯1次リーグJ組初戦でアルゼンチンがアルジェリアに3―0で勝利した試合でハットトリックを決めたメッシが前半31分に相手選手の足を踏みつけてファウルとなったが、主審は警告も出さなかった。このシーンがクローズアップされると、危険なプレーだったして「普通ならレッドカードで退場だ」という声が高まっており、判定を疑問視する意見が出ている。

 オランダメディア「VP」によると、元オランダ代表FWダニー・クーフェルマンス氏は、この場面について「彼(メッシ)は退場処分を受けるべきだった。審判が見逃したというのならまだしもビデオ判定で指摘されなかったのも言語道断です」と怒り心頭。その上で「陰謀論を信じたくなるくらいだ。まさかこんなことが許されるわけではないだろう。本当に疑わしい。これは完全にメッシだからだ」という。

 かねてメッシらスター選手には大きな反響が出ることから判定が甘くなるとの臆測が出ている。サッカー界からも不満の声は絶えないが、同氏は「(ポルトガル代表FWのクリスティアーノ)ロナウド(アルナスル)についても疑いの余地はありません。彼には明らかに他選手とは異なるルールが適用されているように思える」と指摘し、もう一人のスターにも疑惑の目を向けていた。