不同意わいせつ、不同意性交等の両罪に問われている元ジャングルポケットの斉藤慎二被告の第5回公判が2日、東京地裁であり、一連の公判で初めて被告人質問が行われる。一般傍聴席20席を求めて傍聴希望者200人が並び、傍聴当選倍率は10倍になった。

 それぞれ5月にあった第3回公判は5・7倍、第4回公判は6・6倍で一気に跳ね上がった。3月にあった初公判での傍聴当選倍率は14・5倍だった。

 第5回公判では午前10時~午後5時まで法廷が押さえられており、審理は昼休憩を挟んで長時間に及ぶ見込み。一連の公判で初めて被告人質問が行われ、斉藤被告が反撃に出る見通しだ。新証拠を提示できるかが注目され、それもあって傍聴当選倍率が跳ね上がった可能性がある。

 斉藤被告は2024年7月、東京・新宿区に駐車されたロケバス内で初対面だった20代女性会社員Aさんの胸を触るなど計3回、性的行為をしたとされる。2人はバラエティー番組のロケに出演者として参加するため当地を訪問。その収録の合間に前代未聞の事件が起きた。AさんはSNSでも活動している。

 性的行為を巡り、斉藤被告は同意があったと誤信していたとして無罪を主張。対するAさんは斉藤被告には影響力があり、性的行為を断ればロケなどに支障が出て拒否できなかったとして、同意はなかったと反論している。