映画「007」シリーズの新ジェームズ・ボンド役をめぐり、さまざま俳優の名前が浮上する中、製作のアマゾン・スタジオはダニエル・クレイグの後任決定に難航。それに加え、脚本もこれからという状況に、新作が公開されるのは2028年以降になる見込みだと米芸能ニュースサイト「レイダー・オンライン」が27日伝えた。
同サイトによると、今年12月に公開される「デューン 砂の惑星PART3」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と「ハミングバード」(2013年)などのスティーヴン・ナイト監督が共同で次作の脚本を書くが、最終稿の完成は早くて今年の冬までかかる見通しだという。
ある関係者は、「ドゥニは『デューン』の後、長期休暇中。(「007」の)脚本については大まかな構想を持っている。一方のスティーブンは最終稿の構想を練る前に草稿の作成に取りかかるから、この夏の間はそれに費やされる」と明かした。
さらに、「現実的に考えて2027年1月にプリプロダクションが開始できれば御の字。主要な撮影は夏まで続き、編集には9か月から1年ほどかかる」とした上で、「新作は早くても2028年以降になる」と推測した。
アマゾンがここまで時間をかける背景には、「製作陣の考え方が『急ごう』から『絶対に成功させよう』へと変わった」と説明した。
クレイグが最後にボンド役を務めた前作の「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」は、コロナ禍の影響で公開が遅れ、封切られたのは2021年秋。すでに5年近くが経過し、新作公開が28年でも7年の間隔があくことになる。
同サイトによると、新たな主役探しはアマゾンの幹部エイミー・パスカルとデヴィッド・ヘイマンの両氏が担当。これまで、カラム・ターナー(36)やアーロン・テイラー・ジョンソン(35)、ジェイコブ・エロルディ(28)らが有力候補と報じられている。












