北米で24日に劇場公開されたマイケル・ジャクソンの伝記映画「Michael/マイケル」の初週末興行収入が全世界で総額2億1740万ドル(約346億円)に達し、ミュージシャンをテーマにした伝記映画のオープニング興収記録を大きく更新した。

 米誌「ハリウッド・リポーター」などによると、同作は北米の興収だけで9700万ドル(約150億円)を記録し、今年北米で封切られた作品の中では、ユニバーサル・ピクチャーズのアニメ映画「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」に次ぐ第2位となった。

 一方、米有力レビューサイト「ロッテントマト」が先週公開した批評家による「マイケル」の評価(トマトメーター)は27%という極めて低いものだった。

 同誌によると、製作のライオンズゲートは「マイケル」の北米での初週末興収が当初の予想を3000万ドル(約48億円)以上上回ったと報告。同作の製作費は伝記映画としては破格の2億ドル(約318億円)だったが、初週末だけで費用を回収した計算だ。

 これまでミュージシャンの伝記映画で世界初週興収の最高額を記録したのは、米伝説的ヒップホップ・グループN.W.A.を描いた「ストレイト・アウタ・コンプトン」(2015年)の6010万ドル(約95億6700万)だった。また、世界的に大ヒットしたフレディ・マーキュリーの苦悩に迫った「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年)は5500万ドル(約87億5500万円)だった。