今年4月に莫大な予算で製作されたある映画が世界で劇場公開されたが、その評価はさんざんで、人知れず〝興行史上最悪の大コケ作品〟と呼ばれている。その映画とは―。米映画情報サイト「スラッシュフィルム」が9日伝えた。
同サイトによると、ルパート・ワイアット監督による「デザート・ウォリアー」(2025年)は歴史アクション大作で、残忍な皇帝から逃げる王女がアラビア砂漠で追われ、伝説的な盗賊に助けられながら戦士として成長し、仲間を結束させていく物語だ。
「アベンジャーズ」シリーズでファルコン役の米俳優アンソニー・マッキーと英BBCドラマ「アトランティス」のアイーシャ・ハートが共演し、英俳優ベン・キングズレーらも出演している。
同サイトによると、「デザート・ウォリアー」は1億5000万ドル(約240億円)という巨額予算で製作されたものの、興行収入たるやわずか74万2000ドル(約1190万円)という目も当てらない結果となった。製作費1億5000万ドルはジェームズ・キャメロン監督の「タイタニック」の2億ドルには及ばないものの、製作予算としては巨額な部類に入るという。
これまで大失敗作とされる作品は、製作費1億6000万ドルに対し、興収6170万ドルだったアントニオ・バンデラス主演の「13ウォーリアーズ」(1999年)や、製作費1億ドルに対し、興収710万ドルだったエディ・マーフィ主演の「プルート・ナッシュ」(2002年)などが挙げられる。
だが、同サイトは、「数字だけを見れば、史上最大の興行失敗作は何かという問いに明確な答えが出た」として、「デザート・ウォリアー」をワースト1と位置付けた。













