新たなジェームズ・ボンド探しが進む中、英アフリカ系俳優イドリス・エルバ(53)は、映画「007」シリーズの主人公をポリコレに染めるべきではないと主張し、黒人がボンドを演じることに拒絶反応を示す観客もいると指摘した。
米男性向けファッション誌「GQ」最新号とのインタビューでエルバは、過去に度々「次期ボンドの最有力候補」と報道されたことに言及。ただ、正式オファーは一度もなく、同役への意欲もないとして、憶測をその都度否定してきたと語った。
マーベル映画「アベンジャーズ」シリーズのヘイムダル役などを知られるエルバは、ボンドは「これまでの流れがあってこそ今の姿に描かれている」と前置きし、「ボンドはあまりに非現実的で、少し現実味を持たせるのは良いことだと思うが、無理にポリコレに染めるようなことはしない方がいい」と強調した。
続けて、「ボンドの本質は純粋な娯楽。つまり現実逃避にあると思う。世間の好みに合わせようとするのではなく、ただボンドらしくあるべきだ」と持論を述べた。
ただ、その役の候補に名前が挙がったことは「光栄だ」と付け加えた。エルバは2018年に米誌「ピープル」が選ぶ「最もセクシーな男性」に選出された。
先週末に劇場公開された米SFアクション映画「マスターズ・オブ・ザ・ユニバース」では多様な武器を操る戦士マン・アット・アームズを演じている。












