映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主演俳優マイケル・J・フォックス(64)は、米CNNが彼の死亡に関する誤解を招く報道を行ったことを受け、ファンに対して自身が健在であることを改めて伝えた。米ニュースサイト「TMZ」が8日、報じた。

 CNNは8日に「俳優マイケル・J・フォックスの生涯を偲んで」と題した記事と動画を公開した。マイケルの安否に関する不安が広がったが、彼の死去に関する報道はなく、その後、その投稿は削除された。

 これを受けてマイケルの代理人は「マイケルは元気です。彼は昨日ペイリーフェストに出席し、ステージに立ってインタビューを受けていました」と死亡説を否定。CNNは「この映像は誤って公開されたものであり、弊社はプラットフォームから削除しました。マイケル・J・フォックス氏とそのご家族に深くお詫び申し上げます」と謝罪した。なぜ死亡説が流れたのかは不明のままだ。

 マイケルは7日にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催されたペイリーフェストLAに立ち寄り、コメディ・シリーズ「シュリンキング」のシーズン3の打ち上げパーティーに参加していた。

 このイベントは特別上映の後、ショーランナー兼共同制作者のビル・ローレンスと共同制作者兼主演のジェイソン・シーゲルが司会を務めるトークショーが行われた。キャストにはハリソン・フォード、ジェシカ・ウィリアムズ、マイケル・ユーリー、ルーク・テニー、クリスタ・ミラー、ルキタ・マックスウェル、テッド・マッギンリーらが参加した。マイケルは同番組のシーズン3にゲスト出演する。

 マイケルは1990年に29歳でパーキンソン病と診断されたが、そのことを公表したのは98年になってからだった。以来、彼はパーキンソン病研究の著名なスポークスパーソンとなり、2000年にマイケル・J・フォックス財団を設立し、20億ドル(約3713億円)以上の研究資金を提供してきた。

 パーキンソン病による言語障害や記憶障害のため20年に引退したが、23年のドキュメンタリー映画「スティル」に出演し、その後「ザ・グッド・ファイト」や「シュリンキング」に出演、声優としても活動していたが、公の場に姿を見せるのはまれなことだった。