フィギュアスケートペアのロシア王者でアレクサンドラ・ボイコワ、ドミトリー・コズロフスキー組が、ウクライナ侵攻によりロシアが国際大会から出場禁止になっていることをテーマに演技を披露して注目を集めている。

〝ボイコズ〟ペアは、ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアで金メダルを獲得した〝りくりゅう〟こと三浦璃来(24)、木原龍一(33=木下グループ)組と2022年北京五輪などでしのきを削ってきたライバル。現在は国際大会に出場できないものの、3月8日のロシアグランプリファイナルで優勝するなど五輪に出場すれば金メダル確実との評価も受けている。

 そうした中、4日に行われた国内大会「ロシア・チャレンジ」で、ボイコズペアは超異例のテーマで演技を披露。ロシアメディア「スポーツ」は「国際大会から失格になったことをテーマにした演技を披露した」と報じた。

「ボイコワとコズロフスキーはロシア・チャレンジで、国際大会への出場を禁じられているアスリートをテーマにした演技を披露した」と指摘。「プログラムの冒頭では、ロシア人追放に関するニュース放送の抜粋が流された」と政治的メッセージを込めたプログラムを見せた。

「ロシアのフィギュアスケーターは、2022年3月以来、4年以上にわたり国際スケート連盟(ISU)主催の大会への出場を禁止されている」と同メディアは現状を説明した上で、ボイコズペアの〝挑戦〟を受けてこう強調した。「ロシアのスケーターたちがまだ戻ってこない。(ISUは)一体何を待っているのだろうか?」とロシア勢の復帰がいまだ許可されない現状に疑問を呈した。

 リンク上では異例の発信は物議を醸しそうだ。