米下院監視委員会の委員であるエリック・バーリソン下院議員(49=共和党、ミズーリ州選出)がUFOの機密施設の一つを視察し、さらに国内の4か所の施設を訪問すると明言した。米紙ニューヨーク・ポストが28日、報じた。

 元金融アナリストでミズーリ州議会議員でもあったバーリソン氏は、2023年に初めて連邦議会議員に当選。元空軍将校で情報当局者のデイビッド・グルシュ氏が2023年7月の米下院UFO公聴会に内部告発者として出席し、米政府が数十年にわたり非人類の宇宙船や生体物質を秘密裏に回収してきたと宣誓証言したことがきっかけで、バーリソン氏はUFO問題に関心を持つようになった。

 バーリソン氏は「しかし、私はそれを信じませんでした。実際に自分の目で見るまでは、今でも懐疑的です。証拠を見せてもらわないと納得しません。内部告発者たちがウソをついているとは思いませんが、彼らが見たような証拠を私はまだ見ていません」と語った。

 バーリソン氏は、昨年、ホワイトハウス補佐官への非公式な働きかけがきっかけとなり、国防総省から機密施設の調査を許可され、UFO墜落物に関連すると長年ウワサされてきた秘密軍事基地を巡る、国防総省主導の視察ツアーに参加することになった。

「私はすでに一つの基地を訪れました。最初の視察ではかなりオープンでした。これが一種の試験的なもので、これまでにこうしたことはほとんど行われてこなかったとも言っていました」

 ただし、基地名は明らかにしなかった。「その場所は〝手頃な〟対象でした。現在は何も活動していないと分かっていましたが、まずは現地を自分の目で見て、全体像を把握したかったのです。そこにもう物体が存在しないからといって、施設そのものが存在しないわけではありません」

 バーリソン氏のリストにはさらに4か所の極秘基地が含まれており、「自分が訪問する日程を知って、連邦職員が物を移動させている可能性は十分あります」とも認めている。

 そのうちの一つは国外にあり、「動かすことができないほど巨大な」異星の機体を中心に建設されたとされている。

「公開の場でも、機密施設の非公開ブリーフィングでも、海外に〝動かせないほど大きい物体〟があると聞いています。それはかなり以前に墜落したものだと思われますが、どれくらい前かは分かりません」

 ただし、その未公開の場所への訪問計画は現在保留されている。

「確かな証拠もないまま、海外で無駄骨を折りたくはないですから」とバーリソン氏。

 昨年9月の下院UFO公聴会でバーリソン氏は、ヘルファイア・ミサイルがUFOに命中するドローンのレーダー映像の公開を主導した。この映像では、高速の衝撃にもかかわらず、物体はほとんど影響を受けていないように見えた。

 さらにバーリソン氏は「一般には公開されていない映像として、銀色でバスケットボールほどの大きさの球体が空中を飛行する様子も見ました」と主張している。

 しかし、それでもUFOの存在について納得するには至っていないという。

 バーリソン氏は「証拠が出るまでは、すべては単なる〝物語〟にすぎません」と話している。