元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が28日、関西テレビ「ドっとコネクト」に出演。原油価格の高騰を受け復活した「ガソリン補助金」について否定的な見解を示した。

 イラン情勢の混迷により、事実上のホルムズ海峡封鎖が続く中、政府は9日からガソリン補助金を復活させた。各地でガソリン価格が下がり始めているが、ガソリンスタンドの中には在庫が尽きてしまったところや、仕入れ価格の高騰で臨時休業したところもあるという。

 橋下氏は「単純に価格を下げるっていうのも、ちょっと高市さんや維新の会はポピュリズムすぎる」とバッサリ。理由について「ガソリンの量がある程度入ってくることを前提で価格を下げるっていうのはこれは賛成なんですけども、入ってくるかどうかわからないんだったら、まず守らなきゃ、量を。で、量を守ろうとするんだったら安くしたらダメですよ。だって安くしたらみんなどんどんどんどんそれ買っていくじゃないですか」と説明した。

 それに加えて、日本が有事になった場合、石油が一番の「弱点」と指摘し、「だからみんなで備蓄しなきゃいけない。むしろ、国民一斉に、『こういう場合の時には控えましょうよ』っていうことを、政治がメッセージを出して、われわれはこういう時にはなるべく使わないようにするっていう国家体制にしないとね、有事が起きた時に乗り切れないですよ」と訴えた。

 その上で「ところが、安全保障の問題、普段は威勢のいいことを言ってるのに、こういう時になったらやっぱり国民の方の支持率を気にして、価格を下げにいったっていうのは僕は反対ですけどもね」と私見を述べた。