格闘技イベント「RIZIN.52」(7日、東京・有明アリーナ)で、元ベラトールバンタム級王者のパッチー・ミックス(32=米国)に圧巻の2ラウンド(R)37秒TKO勝ちで、下馬評を覆した秋元強真(20)が看板を背負う覚悟を固めた。
完勝だった。戦前〝自称・非常勤講師〟こと青木真也から組み技のパーソナル指導を受けていた秋元は、ミックスにテークダウンを許さず、強烈な打撃を次々にヒットさせる。ラウンド終盤にはパンチを顔面にヒットしてヒザをつかせると、容赦なくサッカーボールキックやヒザ蹴りを叩き込んで追い込んだ。
1Rはゴングが鳴って仕留めきれなかったが、2R開始早々、パンチのラッシュで再び尻もちをつかせると、サッカーボールキックをぶち込んで2R37秒TKO勝ちを手にした。
この勝利に秋元は「メチャクチャうれしかったですね。最高でした。あの歓声はたまらないですね」と笑顔だ。戦前のミックスの印象を「日本人選手が誰も勝てていなかったし、ベラトールでも王者になっていて。メディアとかでは『大したことない』とか言ってましたけど、強いのは分かっていたし」と告白。
その上で「寝技が強いって分かっていたので寝技の展開にさせたくなかった。フィニッシュされたことがないので、メチャクチャ打たれ強かったですね」と振り返る。青木との練習の成果にも「寝技になってもっていう自信ができたんで、思い切り打撃でいけましたね」と胸を張った。
一方で今後については「ちょっと休みますよ。さすがに。(次戦は)9月くらいでお願いします」と苦笑い。昨年4試合に出場した上、今回も大みそかから中2か月での出場だっただけに、休息を熱望。それでも「僕が(RIZINを)背負っていきたいんで。ここからどんな強い外国人選手が来ても、僕が壁になって倒せるように頑張ります」と意欲を見せる。
さらに翌8日に誕生日を迎え20歳を迎えるだけに「この後の祝勝会で初アルコール? したいですね。2日くらい寝ずに遊びたいです」と充実感にあふれていた。天井知らずの成長を続ける若武者は、今後も注目を集めそうだ。













